エビデンスがある治療ってなに?

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整形徒手理学療法認定士(OMPT:Orthopaedic Manipulative Physical Therapist)のコースの最後レントゲン読影法と研究法で色々学んできたのでアウトプットがてらまとめていきます。

 

そのなかで今回はエビデンスの基づいた治療、Evidence-based medicine(EBM)の講義があったので、脱線話も交えながら書いていきます!

 

エビデンスとは?

 

Evidence-based medicine(EBM)は患者・クライアントへ介入する際に最善の根拠を持って判断していくこと。

 

そしてその科学的根拠は、信頼性の高い臨床研究の積み重ねによって得られるものです。

 

そしてその信頼性にはいくつかの階層に分類されます。

 

エビデンスレベル

 

Ⅰa   複数のRCTメタアナリシス

 

Ⅰb   少なくとも1つのRCT

 

Ⅱa  少なくとも1つのよくデザインされた非RCT

 

Ⅱb  少なくとも1つのRCT以外のデザインの実験的研究

 

Ⅲ   比較研究や相関研究、ケースコントロールなど観察的研究

 

Ⅳ    専門委員会の報告や意見、あるいは権威者の臨床経験

 

先輩の意見はとても参考になるし、臨床の悩みを解決する突破口になることが多いけどエビデンスレベルでいったⅣということですね。

 

Ⅳだから参考にならないって訳ではないです!

 

超参考になることのほうも多いです。

 

何故このエビデンスレベルの話をだしたかというと、今後何年かで理学療法士に求められるものが変わってくる可能性があるからです。

 

そして世界の理学療法は、日本の何歩も先に行ってます。

 

世界の理学療法の流れ

 

①エビデンスのあるものを明らかにする

②システマティックレビューを行い、効果のある治療法を明らかにしていく

③ガイドラインやClinical Prediction Ruleの作成

 

海外では保険会社との絡みもあり、効果のない治療では数回通った後に別の病院への通院を勧められることもあるそうです。

 

日本でも今後の医療費の増大で保険制度が成り立たなくなったら、保険会社が間に入って治療効果があるものにお金を払う、ってことも考えられます。

 

その治療効果があるものってのはエビデンスレベルが高いものをと必然的になってきます。

 

 

上の図に書いたように、エビデンスレベルが高ければ治療効果が高いですが、それが目の前にいる患者さんすべてに当てはまる訳ではないですが、世界の理学療法の流れとして治療効果があるものを提供する必要があります。

 

評価の質にもこだわる

 

システマティックレビューなどを読めば自分が行っている評価・治療の妥当性や信頼性がどのレベルか知ることができます。

 

例えば腰椎椎間板ヘルニアの患者に対するSLRの感度・特異度とかね。

 

SLRは感度は高いから陽性になったから腰椎椎間板ヘルニアの可能性が高いかもな、だけじゃなくて陰性になったから腰椎椎間板ヘルニアの可能性はかなり低いなと考えられます。

 

普段臨床で使う評価項目だからこそ、得られた評価結果を臨床推論に結びつけるために、そして自分が行った治療の効果を判定するためにこだわっていきたいですね。

 

タイトルはエビデンスがある治療ってしたけど、結局はどんな治療でも妥当性・信頼性がある評価があって、臨床推論があって初めて役に立つものですね。

 

保険下での治療でも、自費での治療でもしっかり結果が出ないと患者さん・クライアントの信頼は勝ち取れない。

 

最近は筋膜マニピュレーションの実技練習の時間をたくさん取っていたけど、文献を読む時間も少しは増やしていこう!

 

 

 

 

 

 

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