鍋を持ち上げれない原因は腕の筋膜の硬さでした

スポンサードリンク




筋膜100人斬りはクライアントとの予定が合わず、2人目に進めていません。

 

今回は実際の症例で筋膜マニピュレーションで治療した際の症例報告です。

 

今回の患者は「手指のしびれ」が主訴で来院され、2回目の治療でしびれはなくなっていたのですが、「力の入りにくさ」を訴えました。

 

「力の入りにくさ」を細かく評価していくと、外転は問題無く1kgのダンベルも保持可能、屈曲は自動運動は可能だが、1kgのダンベルを持つと30°くらいしか屈曲できないという結果。

 

1kgのダンベルを持っていただいたのは「鍋を持ち上げれることができなかった」という発言もあったからです。

 

可動域も自動運動では問題ないので、筋力というかなにか筋出力を低下させている原因があるのではないか?ということで筋膜を評価していきました。

 

ここで筋膜の評価を行った理由があります。

 

手のしびれの領域がデルマトーマとは異なり、環指のみのしびれであったので筋膜の問題を疑いました。

 

引用元:プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第3版 [ 坂井 建雄 ]

 

環指だけではデルマトーマに当てはまらないですしね!

 

患者情報

Sさん

 

50代

 

介護職

 

診断名 胸郭出口症候群

 既往歴

 

特になく、今回の環指のしびれ

 

仮説

 

しびれがデルマトーマとは矛盾しており、筋膜の関与が疑われる!

 

動作としては介護の動作で股関節が使えておらず、上肢のover useしており上肢から肩甲帯にかけて筋膜の高密度化があるのではないか?と考えました。

 

評価

母指球、前腕の前方、上腕の外側、上腕の後ろ、背中の後ろに筋膜の硬くなっている場所がありました。

 

配列的には屈曲-伸展に関与する配列であったので、このまま治療を進めていきました!

 

治療

今回は①母指球②上腕の外側③上腕の後ろの3ポイントを中心に治療しました。

 

結果

①のポイント治療後

屈曲の筋出力に変化無し

 

②のポイント治療後

ちから少し入るかなーって程度の変化

1kgのダンベルは相変わらず持てず

 

③のポイント治療後

1kgのダンベルを持ち上げることが可能に!

 

 

反省点

①、②のポイント治療でさほど変化が見られずこのまま進んでいいのか悩みましたが、一回のセッションで治療するのは一つの面というルールに則り進めていきました。

 

まだ治療に必要な筋膜のバランスという考え方がまだ不十分で、どこを治療するか悩むことが多いです。

 

再来週からの筋膜マニピュレーション Level2の時に、自分の仮説の組み立て方、臨床推論を講師の先生に聞いてもらいフィードバックしてもらいます。

 

少しでも筋膜マニピュレーションの精度をあげるために修行します!

 

 

参考文献

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

筋膜マニピュレーション(実践編) [ ルイージ・ステッコ ]
価格:14040円(税込、送料無料) (2017/3/4時点)

 

 

スポンサードリンク 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です