突如現れた踵の痛み それってシーバー病(sever病)かも?

スポンサードリンク




野球肘で通院肘の男子小学生、ある日リハビリ室にケンケンして入ってきました。

 

第一声が「足つけない」でした。

 

外来でスポーツ整形を見はじめて僕の頭は???となって、パニック。

 

先輩がボソッっと「シーバー病じゃない?」っと助けてくれたおかげでなんとかなりました。

 

今回はそんなシーバー病を少しまとめてみました。

sever病

踵骨の骨端症でオスグットと似たようなな牽引ストレスによって生じる病態です。

 

sever病ではアキレス腱の牽引力と足底腱膜の牽引力により踵骨から骨片が生じます。

 

好発年齢は10代前半で特に、男子学生に多いです。

 

僕の経験した症例でも

①小学6年性 野球

②中学2年性 レスリング

とスポーツは異なりますがどちらも男子学生でした。

 

踵骨の圧縮ストレスで疼痛が生じて歩行が困難な症例も多いです。

 

①の野球少年は「足つけない」ってけんけんで、②のレスリングの子は荷重しないように逃避性跛行のような歩き方でリハビリ室までやってきました笑

 

痛みはありますが予後は良好と言われており、先ほどの2症例も予後良好で無事スポーツ復帰していきました!

 

sever病に対する理学療法

 

まずは安静が基本です。

 

歩行時にも踵骨に疼痛が生じるような症例にはまずスポーツはさせずに安静にさせます。

②のレスリングの子も大会まで期間があったのでまず安静を指示しました。

 

初期の段階ではアキレス腱や足底腱膜が牽引ストレスを加えているからと言って無理なストレッチングは禁物です。

 

より踵骨に牽引ストレスを加えることになると考えられます。

 

疼痛が軽減してきたら、踵骨付近を固定し牽引ストレスが生じないようにし、圧迫によるⅠb抑制を用いたストレッチングが適切のようです。

 

持続伸張によるⅠb抑制は牽引ストレスが生じると考えられるので主治医と相談したり、画像所見から判断していくほうがよいと考えます。

 

また下腿後面から足底についており、踵骨に停止をもたないものとして後脛骨筋や長母指屈筋のストレッチングは実施していってもよいでしょう。

 

踵骨の圧縮ストレスを避けるあまり、底屈位での歩行が続けば、背屈制限が生じる可能性もあるので後脛骨筋、長母指屈筋のストレッチングは必要です。

 

sever病に関してあまり文献が見つからなかったので、自分なりの考えが多くなりましたが、まとめてみました。

 

野球肘の男子学生が踵の痛みを訴えた時に、何も対処できなかった自分を責めたいです。

 

無知は患者さんの不利益となるとより実感しました。

 

今後踵の痛みを訴えたらシーバー病かも?って疑える引き出しを持って臨床に臨みます!

 

参考文献

 

 

スポンサードリンク 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です